大事なのはわかっているけどなかなかできないテストの『見直し』。できない理由を「自分のやる気がないからだ~」と嘆いている人はたくさんいますが――
いえいえ、そんなことはありません。
見直しができないのは「やる気がない」のではなく、やり方が間違っているから
見直しができないのは、そんな精神論ではなく、やり方が間違っているからなのです。
トレッペの生徒さんには、都立もぎで全教科80点以上取る子もいれば、もぎ試験デビューをしたばかりでまだ平均30点台の子もいます。
見直しで困っているのは、ほとんどが平均30点の生徒さんです。見直しをしようと思っても、うまくいかなくてあきらめてしまうんですね。
それもそのはず。本やインターネットで紹介されている見直し方は、ほとんどが高得点をとった場合の見直し方ばかりなんです。
※リンク 【もぎ試験】Vもぎ進学研究会説明会+『テスト見直しがうまくいかない人には理由があります』
そこで今回は、あまりスポットライトを浴びない30点とれなかった場合の見直し方を紹介したいと思います!
第一回は数学。
「点もとれない」し「見直しもできない」と悩んでいる人は、よかったら参考にしてみてくださいね。
数学で30点とれない人は、計算問題を徹底的に見直そう!
30点取れなかった生徒さんからよく聞くセリフは、
「関数が苦手だから点が取れない」
「証明が苦手だからぜんぜん伸びない」
など、どこかの単元に弱点があるからできないという言葉です。そして、そのときやり玉に挙がるのが、作図・証明・関数・空間図形です。
でもね、それって本当でしょうか?
もぎ試験(入試)では、同じ単元の問題ばかりが極端に集中して出題されることはありません。
ですから、仮に飛びぬけてできない単元があったとしても、他で得点すれば理論上80点以上キープできるはずです。
では、どうして彼は30点以下になってしまったのでしょうか?
その答えは――
計算! すべての基礎である計算にあるのです!
もしあなたが数学で30点以下になってしまったら、大問1(1)~(8)の小問だけを徹底的に見直してください。
作図・証明・関数・空間図形は、当面捨てます!
「は? それじゃまったく点が取れんでしょう!」
と言いたくなりますが、これで大丈夫!
この小問、たった8問で40点分もあるんです。ここだけでいきなり全体の4割をとれます。
難しい問題を解かなくても4割とれるって、数学って実はおいしくないですか?
というわけで、大問1(1)~(8)をパーフェクトに攻略できるようになるまでは、思い切ってほかの問題を捨てちゃいましょう!
※見直し方は、得点によって(というか得点分布によって)違います。あなたにベストな見直し方は、あなたの答案をみればわかります。どんな見直し方をしたらいいか悩んだときは相談してくださいねヽ(^。^)ノ
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